コーヒーを心から楽しむために、つくる人ととどける人の想いにふれて、あじわう
モノのルーツや背景を学び、つくる人の想いを知り、そのモノの個性を知ることは「自分のすき」を知ること。そして「自分のすき」を知ることは、自分の暮らしが、自分の食卓が豊かになるのと同じことだと考えています。
様々な情報やモノに触れ知った上で、自身で選択し暮らしの中に取り入れたそれは、きっと今まで以上に愛着が沸き、より知りたいと思ったり、モノの次の選び方も変わったりしてくるのではないでしょうか?
foodskoleの「自分のすきをみつけるカリキュラム」では、食に関わるモノにフォーカス。そのモノに精通した方々から学び感じることで、自分にあうモノを選択するきっかけや、すきをみつけるきっかけになれば嬉しいな、と思っています。
今回の題材は日本人の日常に溶け込んでいる飲みもの、「コーヒー」。
日本では、お茶や麦茶といった昔からある飲みものに比べると、まだまだ新しい飲みものです。しかしその消費量やたのしみ方の幅、そして専門店の多さから、日常の飲みものとしている人も少なくないでしょう。
では、そんなコーヒーがどこでつくられ、どうやって日本にやってきているか、どれだけの人が知っているでしょうか。あらためて、私たちの暮らしの中に入り込んだコーヒーに焦点を当て、生産~加工〜輸入、そして私たちの手元に届くまでの旅路を知ることで、自分のすきなコーヒーを新たに見つけてもらえたら、と考えています。
今回、ゲスト講師を努めていただくのは、東ティモールで実際にコーヒー生産、生産者支援を行う「パルシック」の現地代表 伊藤淳子さん。そして世界中のスペシャリティコーヒーを販売しながら、東ティモールコーヒーなどサステナブルなコーヒーも取り扱う、京都の自家焙煎珈琲豆の販売店「サーカスコーヒー」代表の渡辺良則さんです。
東ティモールのコーヒー生産者ともオンラインで繋がりながら、コーヒーをつくる人、とどける人、そしてそれをたのしむ皆さんで、一緒にコーヒーについて探究しましょう。コーヒーに関わるさまざまな人の想いにふれ、自分の「すき」を見つけませんか?
全4回の開催時間は回によって異なります。下記スケジュールをご確認ください。
DAY1(オンライン) 8月22日(日)9:00~10:00
【コーヒー座学】
コーヒーの基本知識を改めて学び、コーヒーが農作物ということを学びます。身近だけどよく知られていないコーヒーは、誰が作って、どうやって私たちの手元に届くのか、販売しているお店ごとの違いなどを知ることで、街中にあふれるコーヒーの味や値段のちがいを新しい視点でみていきます。
DAY2(オフライン:都内会場) 8月28日(土)14:00~16:00
【コーヒー農家の暮らしを体感する!東ティモールオンラインツアー2021】
毎年大好評の東ティモールのコーヒー生産者を訪ねるツアー。コーヒー生産者とともに20年を過ごしてきたパルシックだから企画・実施できるほかにはないオンラインツアーに参加いただきます。今年で2回目となるオンラインツアーでは昨年よりさらに奥深く、マウベシ郡のライメラ集落で暮らすコーヒー生産者の生活に密着します。
大自然の中、土着の信仰や家族とのつながりを大切に生きるコーヒー生産者の暮らしを通して、コーヒーの魅力を再発見していきます。
※オンラインツアーでは実際に現地の人とのお話。質問をすることも可能です。
※都内会場にて、東ティモールコーヒーをたのしみながら視聴予定。
※講義後に有志での感想シェア会も実施予定。
DAY3(オンライン)9月12日(日)14:00〜15:30
【生産と販売の視点からのコーヒー。】
特別講師に、「パルシック」東ティモール事務所代表でプロジェクト・マネージャーの伊藤淳子さん、京都の「サーカスコーヒー」店主の渡邊良則さんをお招きし、今のおふたりの取り組みを本音でお話しいただきます。 コーヒーをつくる人、とどける人と一緒に様々な視点から、東ティモールコーヒーやコーヒー業界全体について、そしてプロフェッショナルの想いを知ることで、コーヒーのたのしみ方を深掘りします。
DAY4(オフライン・都内会場)9月26日(日) 14:00〜15:30
【とにかく試飲&コーヒーへの想いを振り返る】
「とにかくメシを食え」ならぬ、とにかくコーヒーをたのしみ尽くす1日。自分の好みのコーヒーを淹れられるようになり、オリジナルのブレンドにも挑戦しながらコーヒーをたのしみ尽くし、これまでの3回の講義内容を振り返ります。
※都内開催がむずかしくなった場合、DAY2、DAY4もオンラインで行う予定です。ご了承ください。
伊藤 淳子さん
東ティモール事務所代表 プロジェクト・マネージャー
2001年に東ティモールへコーヒー調査に訪れ、2002年からパルシックのコーヒー生産者支援事業に従事。以降、東ティモールの国づくりに少しでも役に立てればと、主に農村地域の経済活動支援を実施。現地男性と結婚して3児の母。2017年からパルシック理事、東ティモールコーヒー協会理事。
渡邊 良則さん
サーカスコーヒー 店主
京都北山でスペシャルティコーヒーを専門に、コーヒー豆を販売する「CIRCUS COFFEE(サーカスコーヒー)」店主。環境問題に関心をもち大学では琵琶湖の水質環境について学ぶ。その後、インドネシアで真珠の養殖会社に就職し、2年間、インドネシアティモールで過ごす。治安悪化と体調不良で退職し、帰国後にたまたま受けたコーヒー会社に就職。2011年にしサーカスコーヒーをオープン。コーヒー豆の生産者が丁寧に手をかけて作ったコーヒー豆を焙煎した味作りを意識することで日常の中で飲んでいただけるコーヒー作りに挑戦中。J.C.Q.A.認定の生豆鑑定マスターの資格所有。
大森展弘
foodskole 本クラス長
10年以上にわたって、IT/Tech企業、スポーツメーカー、コンシューマグッズ、ヘルスケア、地方自治体、水産エコラベル認証制度の管理・販促団体などのPR、マーケティングに携わる。現在は、外資系IT企業のコミュニケーションディレクターとして働きながら、副業でコーヒー屋さん、焙煎士として活動中。これまでに東ティモールやベトナムなどアジアを中心に4か国7農園を訪問。東ティモール・コーヒー・フェスティバルのカッピングコンペティションに日本人初の審査員として参加。栃木県鹿沼市にあるソーシャルグッドな雑貨屋&コーヒー屋さんのゴブルのカフェ部門の立ち上げも支援。生産者、環境、消費者にとってやさしいコーヒーを広めるべく、講座やイベント出店、出張コーヒー活動も展開中。
●期間
2021年8月〜9月(全4回)
※開催時間は回によって異なります。詳細は上記スケジュールをご確認ください。
●内容
座学、東ティモールオンラインツアー、テイスティング、プレゼンテーションなど
※オンラインと現地での講義や実習があります。現地開催がむずかしくなった場合、すべてオンラインになることもございます。ご了承ください。
●受講料
15,000円(税込)
※パルシック、サーカスコーヒー、講師による東ティモールコーヒー飲み比べセットやスペシャリティコーヒー付
※DAY2、DAY4の現地への交通費は含まれておりません。自己負担となります。ご了承ください。
●定員
10名
※最小遂行人数5名
●応募日程・申込方法
2021年8月4日(水)〜8月19日(木)昼12:00まで
※応募を締め切りました。
お申込はこちらから。
※お申込後3日以内に、STORESにご登録いただいているメールアドレス宛に、フードスコーレ事務局(school@honshoku.com)よりご連絡します。school@honshoku.comからのメールが受信できるよう、メールの受信設定をご確認ください。
●受講条件
・LINEのアカウントをお持ちの方。またはこれからアカウントを取得できる方。本カリキュラムメンバー限定のオープンチャットに招待します。こちらで連絡事項をご案内していきます。
・PC、スマホ、タブレットなどの通信機材とネット通信がご用意できる方。
・講義当日は写真のほか、映像や音声を収録します。写真や映像は、「foodskole」のウェブサイトやSNS等で使用します。参加者のみなさまの顔や声が入る可能性がございます。予めご了承ください。また、参加者のみなさま自身での許可の無い撮影ならびに録音は禁止しております。
・下記のfoodskole『新型コロナウィルス感染症感染拡大防止ガイドライン』にご了承いただける方。
●新型コロナウィルス感染症の感染防止および拡大防止について
株式会社honshokuおよびフードスコーレ実行委員会は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関して、感染防止および感染拡大対策を進めながら、安全に開講できるように努めて参ります。つきましては、参加お申し込みとご参加の際には、こちらの『新型コロナウィルス感染症感染拡大防止ガイドライン』を必ずお読みいただき、同意していただきたくお願いいたします。
『新型コロナウィルス感染症感染拡大防止ガイドライン』
今後の状況によっては、開催予定に変更が生じる場合もございます。ご理解のうえご応募ください。変更があった場合には随時、ウェブサイトやSNS、事務局からのメールなどでご案内してまいります。ご確認をお願いいたします。
Mail school@honshoku.com
株式会社honshoku フードスコーレ運営委員会
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特定非営利活動法人パルシック
サーカスコーヒー