広大な土地と温暖な気候、消費地である首都圏に隣接しているという立地条件もあり、数多くの農産物を生産している茨城県。今回の特別プログラムは、そんな茨城県の真ん中あたりにある小美玉市を実際に訪ねて、みなさんと一緒に現地の食と農について学びたいと思います。
プログラムは全体で3日間。各日程で学ぶテーマを設け、酪農家さん、梨農家さん、養鶏家さん、そしてヨーグルトや焼き菓子、納豆メーカーの方など、小美玉にゆかりのある食のプロフェッショナルな方たちから直接お話しを伺います。またプログラムには「案内人」として小美玉に暮らす方々に参加いただき、住民だからこそ感じる「リアルな声」をお届けします。第一産業が盛んな食や農が身近に感じられる小美玉市を舞台に、現地フィールドワークを通して、茨城県の生産地としての特徴や食を身近に感じる暮らし方について、みんなで考える場にしたいと思います。
今回foodskoleでは、この特別プログラムの参加者を募集します。どなたでも参加可能です。3日間を通して小美玉の食と農を存分に触れていただくことをおすすめしますが、「酪農だけをピンポイントで学びたい!」「どうしても3日間全ての日程都合がつかない」という方は、興味のあるテーマに絞って参加いただくことも可能です。
プログラム参加を検討されている方向けに、「オンライン事前説明会」も実施します。気軽にご参加ください。
こんな方におすすめです。
・プログラム内の各テーマどれかに興味がある
・農を近くに感じる暮らしをのぞいてみたい
・農業や食に関わる仕事をしている、もしくは今後考えている
・新鮮な野菜が日常にあり、生産者と近い距離で暮らしたい
・茨城県出身でU・Iターンを検討している
DAY1(オンライン開催) 9/11(土)13:00〜17:00
テーマ:農を感じる暮らし
小美玉市はニラ、レンコン、イチゴをはじめとした農産業が盛んなエリア。中でも今回は、旬を迎える梨を栽培している農家さんの見学や、市民農園で農と豊かな食がある暮らしを体感します。また、地元で人気の焼菓子店の方に地産地消で意識していることや感じている課題などを一緒にお聞きします。
ゲスト講師
皆藤純一さん
皆藤梨園
サラリーマンを経て2005年に皆藤梨園の2代目として就農。当日は梨農家の日常や販路についてのお話のほか、小美玉市の農業事情や農業を仕事にするという事について紹介します。
山本綾子さん
株式会社コントレ「Atelier Petit Bois(アトリエ プティ・ボア) 」広報
アトリエ プティ・ボアでは茨城県産の食材を使用したお菓子を作っています。当日はこだわりの製造方法や食材選びなどのプティボアでの食の取り組みと、大学卒業後、現在まで小美玉市で働いている私から見た、小美玉市の魅力や人、働き方についてもお話させていただきます。
DAY2(現地集合) 10/15(金)10:00〜17:00
テーマ:酪農とヨーグルト
「ヨーグルト乾杯条例」や「第1回全国ヨーグルトサミットin小美玉」を開催するなど、ヨーグルトに造詣が深い小美玉市。当日はヨーグルトの生産工程や、材料となる牛乳をつくる酪農の様子を見学。ヨーグルトの食べくらべをしながら、生産者の想いと産業を学び合います。
ゲスト講師
木村智信さん
株式会社小美玉ふるさと食品公社 製造部工場長
講座では小美玉市産の生乳を使用した弊社ヨーグルトの製造工程見学や、小美玉市の酪農についてのお話、ヨーグルトの食べ比べを実施致します。また小美玉市にやってきた移住者である立場から地方での働き方や暮らしの楽しみ方の話もできればと思っています。
保田知紀さん
保田牧場
大学卒業後、とんかつ屋に就職。その後、家業の酪農を一から学びながら手伝いをして、昨年に事業継承をしました。ヨーグルトサミットをきっかけに小美玉市のシティプロモーションに関わり、小美玉の農業を盛り上げたいと奮闘中です。
ヨーグルト乾杯条例
第1回全国ヨーグルトサミットin小美玉
DAY3(現地集合) 11/6(土)10:00〜15:00
テーマ:納豆と小美玉
茨城県といえば納豆!納豆メーカー最大手の「タカノフーズ」さんにお越しいただき、なんで納豆は3パック?なんでかき混ぜた状態で売っていないの?100回混ぜるとおいしいは本当?など日々の疑問はもちろん、納豆の歴史や文化を学び合います。メーカーがオススメする納豆の意外な食べ方についても教えていただきます。
ゲスト講師
宮本幸規さん
タカノフーズ株式会社 営業推進部門 直販・通販
日本で納豆生産量No.1 の工場がある水戸工場(本社)。現在、COVID-19の感染防止対策から現地ツアーを中止されていますが、今回は特別に工場とは別会場にて、生産の様子や納豆の美味しさをお伝えする特別試食会を実施予定です。また、当日は納豆そのもののお話と合わせて、「タカノフーズ」の会社の魅力についてもお伝えいただきます。
その他、以下のオンライン回を設けています。参加は自由となります。
事前ディスカッションでは、現地フィールドワークがより充実するための事前情報をお伝えします。
8/28(土)10:00〜11:30 現地とフードスコーレとの事前ディスカッション
11/24(水)19:00〜21:00 これまでの振り返り
■期間
2021年9月〜11月(全3回)
開催日時の詳細は上記スケジュールをご確認ください。
■場所
茨城県小美玉市内(最寄駅:JR常磐線羽鳥駅)
当日は現地集合&解散となります。当日の集合について詳細はお申し込み後にご案内します。
■内容
現地フィールドワーク(生産現場の見学、座学、試食ワークショップなど)
■受講料
各回 1,500円(税込)
3回まとめて 4,000円(税込)
※お土産付き(内容はプログラムに関するものになる予定です。おたのしみに!)
※現地への交通費、現地でかかる費用は自己負担となります。ご了承ください。
■定員
各回10名
■応募日程・申込方法
2021年9月7日(火)23:00まで
お申込みはこちらから。
■受講条件
・当日現地にお越しいただける方。
・プログラム当日は写真のほか、映像や音声を収録します。写真や映像は、「foodskole」のウェブサイトやSNS等で使用します。参加者のみなさまの顔や声が入る可能性がございます。予めご了承ください。
・下記のfoodskole『新型コロナウィルス感染症感染拡大防止ガイドライン』にご了承いただける方。
■新型コロナウィルス感染症の感染防止および拡大防止について
株式会社honshokuおよびフードスコーレ実行委員会は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関して、感染防止および感染拡大対策を進めながら、安全に開講できるように努めて参ります。つきましては、参加お申し込みとご参加の際には、こちらの『新型コロナウィルス感染症感染拡大防止ガイドライン』を必ずお読みいただき、同意していただきたくお願いいたします。
『新型コロナウィルス感染症感染拡大防止ガイドライン』
今後の状況によっては、開催予定に変更が生じる場合もございます。ご理解のうえご応募ください。変更があった場合には随時、ウェブサイトやSNS、事務局からのメールなどでご案内してまいります。ご確認をお願いいたします。
今回のプログラム内容について、オンラインにて事前説明をいたします。ご興味ある方はどなたでも無料で参加いただけますので、気軽に参加ください。
■日時
①8/18(水)19:00〜20:30 オンライン開催
②8/21(土)10:00〜11:00 オンライン開催
プログラム参加を検討されている方は、ぜひご参加ください。
※①と②は同じ内容となります。
■料金
参加無料
■申込方法
下記から正式なお申し込みをお願いします。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02j8f4b0jjt11.html#detail
※参加する説明会チケットをお申し込みください。
※当日のURLなどはイベント日前日、当日にリマインドでご連絡いたします。
※フードスコーレは共催のため、事務的な連絡は企画運営を担っている株式会社カゼグミから行います。
【小美玉市とは】
小美玉市は茨城県のほぼ中央に位置し、東京から常磐線で60分、車で90分の距離にある、人口約5万人のまちです。鶏卵の出荷量が全国有数で、全国で初めてのヨーグルトサミットを開催するなど日本を代表する酪農の里でもあります。結婚式でも、大切な人が来たときでも、日用使いでも ヨーグルトで乾杯する条例もあります。また「地方空港の成功モデル」と言われる茨城空港が平成22年に開港し、海外から多くの人が訪れています。日本で2番目に大きい湖である「霞ケ浦」の湖畔からは、年に2度、筑波山頂に黄金の夕日がかかる「ダイヤモンド筑波」が見られるなど自然にも恵まれた、ゆるやかな時間が流れるまちです。
小美玉市ホームページはこちら。
【注意事項】
新型コロナ感染症等の影響により、開催内容が変更となる場合がございます。変更となる場合は、こちらでご案内します。
【お問い合わせ先】
mail:kazegumi.staff@gmail.com
「食と農のプログラム」事務局(株式会社カゼグミ) まで
【運営団体】
主催:小美玉市
共催:foodskole(株式会社honshoku)
企画・運営:株式会社カゼグミ