※こちらのプログラムの募集は締め切りました。
3月25日、26日の1泊2日で巡る「フードフィールド」の参加者募集を始めます。
フードフィールドは、生産現場の見学や、現地のものを食べて学び合うプログラムです。つくり手の方たちが、どのようにものづくりをされているのかを体感します。
昨年5月、日本料理一灯・長田勇久さんに監修していただいた愛知県碧南〜岡崎の醸造ツアーがたのしかったので、今回も長田勇久さんにご協力いただき、第2弾を開くことにしました。
今回新たに知多半島の常滑市にある酒蔵「澤田酒造」さん、そして武豊町にある豆味噌、たまり醬油の醸造蔵「中定商店」さんを周ります。また、岡崎の八丁味噌蔵「カクキュー」さんと「まるや八丁味噌」さんを、昨年5月以来ふたたび訪ねます。
昨年の旅のようすは、こちらのnoteをご覧ください。
今回も1日目の夜には、一灯で長田勇久さんによる地元食材をつかった料理をいただきます。
ご家族やご友人といっしょに、またはおひとりでもご参加いただけます。現地の料理や食材、調味料が持つ歴史や文化を一緒にたのしみましょう。ご応募をお待ちしています。
目次
3月25日(土)
10:00 名古屋鉄道「常滑駅」集合 →ここからバス移動
10:30 澤田酒造さんを見学
12:00 昼食 @中定商店さん近くのお店を予定
14:00 中定商店さんを見学
17:00 日本料理一灯 食事会
19:00ごろ 1日目解散
※各自で現地宿泊
3月26日(日)
10:00 愛知環状鉄道線「中岡崎駅」集合
10:15 カクキューさんを見学 / 昼食
13:00 まるや八丁味噌さんを見学
16:00ごろ 愛知環状鉄道線「中岡崎駅」解散
※敬称略
澤田 薫
澤田酒造株式会社 代表取締役社長(6代目蔵元)
1981年愛知県常滑市生まれ。江戸の末期から、代々酒蔵を営む家系の一人娘として生まれる。5代目の父親は、木の道具を大事にした古式伝承の酒造りにこだわり、昔から良いといわれてきたことを守り伝えながらも、酒蔵開放や新酒を楽しむ会などイベントを積極的に行う。地元の食文化・醸造文化との関わりにも力を注いできた両親の背中をみて、2007年に蔵にもどり、2015年に先代より事業を承継した。食品業界繋がりで夫と出会い結婚、夫は婿入りして副社長に就任。2男の子育てと経営者業の2足のわらじを続ける。右肩下がりの業界で苦労が多いが、お酒のご縁で人生は豊かです。日本酒は「人と人を繋ぎ」「心の架け橋になる」素敵な飲み物です。この酒蔵を続けていくことで「地域や人々の未来を醸す」ことができたらと願っています。
澤田酒造株式会社
嘉永元年(1848年)創業。愛知県の知多半島西岸の中央部に位置する常滑市で酒造業を営んでいる酒蔵です。古式伝承を大切に、基本に忠実な製法から生まれたお酒は、濃醇でありながら雑味の出ない飲みやすいお酒です。また、お客さまのニーズに合わせた新しいお酒の開発にも取り組んでおり、幅広い年齢層の多くの方に親しまれています。また、酒蔵開放や新酒を楽しむ会などを通し、地元の食文化・醸造文化との関わりも大切にしています。若い世代を中心に、次世代へバトンをつなぎ、地域を醸す酒蔵として愛知の醸造発酵文化としてお酒の再発見に力を注いでいます。
http://hakurou.com/
中川 安憲
創業明治十二年豆味噌・たまり醸造元 合名会社中定商店 六代目代表
入社前、中定商店の味噌汁を飲み、その美味しさに感動し入社を決意。入社後は当時休止していた味噌玉麹造りを復活し、全工程を一貫して造る、夢を持ち、そこで多くの豆味噌・たまりの蔵を訪ね、学ばせていただいた。蔵元ごとの多様性に驚き、ますます発酵、醸造にのめり込む。その後、学ばせていただいた技術と、和紙に書き残された明治時代の書類より分かった中定商店の醸造法とを融合し、醸造設備も整えていき2003年に全工程自社での醸造を復活する。もっと美味しい豆味噌とたまりを目指し、現在も奮闘中。また多くの人に豆味噌とたまりを知ってもらうため、豆味噌つくりやたまりつくりのワークショップも開催。
合名会社中定商店
愛知県知多郡武豊町にて明治12年、豆味噌、たまり醬油の醸造蔵を初代中川定平が創業し、名前の中と定を使い中定商店としました。原料は国産大豆と天日塩を使用し、明治から大正時代の土壁・木造の蔵で、味噌玉麹による昔ながらの木桶仕込みを、すべての品で行っています。知多半島の温暖な気候のもと、三年間、四季の自然な気温変化と微生物の力をかりて天然醸造をすべての品で行っています。
http://www.ho-zan.jp
野村 健治
合資会社八丁味噌 企画室長兼品質管理部長
H10年3月名城大学農学部農芸化学科卒業。H10年3月合資会社八丁味噌入社。平成10年に合資会社八丁味噌 入社。醸造現場を経験した後、品質管理部へ配属。ISO9000シリーズ取得に伴う基準書作成の他、オーガニック認証のルール作成と維持管理に関わるなどの経験をしたのち広報および新商品開発などを行う企画室へ。その後平成29年に品質管理部長を兼務。
合資会社八丁味噌(屋号:カクキュー)
愛知県岡崎市八帖町(旧・八丁村)で江戸時代初期より伝統製法で造る「八丁味噌」を造り続けています。当主は代々、早川久右衛門(はやかわきゅうえもん)の名前を世襲によりついでおり、現在の当主は19代目となります。
https://www.kakukyu.jp/
浅井 信太郎
株式会社まるや八丁味噌 代表取締役社長
愛知県幡豆郡生まれ。東京農業大学卒業後、醸造会社に就職、昭和48年同社を退職し、単身西ドイツに渡る。帰国後、昭和56年まるや八丁味噌入社。伝統的な日本文化・産業は世界が認める貴重な遺産であり、世界に発信することは自分の使命と義務であると考え、有機栽培大豆で八丁味噌の醸造に取り組む。1987年アメリカ有機食品認定団体O.C.I.Aの認定を受け、これを世界に発信。現在世界約20カ国に八丁味噌を輸出。社長就任後も自ら海外へ渡り、八丁味噌と日本の食文化の普及につとめている。
株式会社まるや八丁味噌
伝統産業・食文化として… 愛知県岡崎市八帖町。「八丁味噌」は味噌企業としては最も古い歴史をもち(みそ文化史より)、多くのお客様の信頼に支えられ、伝統製法にこだわり続けて参りました。この岡崎の地場産業を岡崎の文化遺産として、お客様の信頼に答え、永遠に「八丁味噌」の味と品質を伝えることが我々の使命です。
https://www.8miso.co.jp/
※「まるや八丁味噌」の見学では、加藤敦取締役にご案内いただきます。
長田 勇久
「小伴天」代表取締役社長 / 「日本料理一灯」店主
大学卒業後、つきぢ田村にて6年間修行。のち小伴天に戻る。地元愛知の漁港、畑、醸造蔵をめぐり、様々な作り手の思いのつまった食材を使った日本料理「一灯」を2015年オープン。店主をしつつ、白醤油講座、愛知大学オープンカレッジ講師など多方面で地元の伝統的な野菜や調味料、和食の魅力を伝える活動や、真空調理をはじめとする新調理技法の講師としても各地で講演や指導をしている。新調理技術協議会幹事 / 和食文化国民会議幹事。著書「真空調理で日本料理 」「わかりやすい真空調理レシピ」「調味料の事典」(柴田書店出版)
日本料理一灯
創業大正9年の日本料理小伴天のはなれとして平成25年開店。愛知は、いくつかの漁港があり、名古屋コーチンなどの食肉、野菜の生産も盛んで、愛知の伝統野菜など個性的な地野菜が残り、そして八丁味噌や三河みりん、白醤油など伝統調味料などがあります。それらの地元食材や発酵調味料を使い、その土地ならではの日本料理を提供しております。碧南市は全国有数のいちじくの産地でもあるので、季節限定(6月~10月)で提供するいちじく会席も人気です。生産者ともつながりが深く、現地に足を運び交流を深めると共に、生産者を招いての交流会や食事会なども開催しています。ミシュランガイド東海版掲載。
https://kobanten.jp/ittou/
開催日 | 2023年3月25日(土)26日(日)の1泊2日 ※3月25日は、名古屋鉄道「常滑駅」に10:00集合となります。 |
場所 | 愛知県 常滑市、武豊町、碧南市、岡崎市周辺 |
プログラム費 | 33,000円(税込) 小学生以上〜高校生以下:11,000円(税込) ※1日目の昼食夕食/2日目の昼食/訪問先のお土産つき ※小学生以上〜高校生以下の方には、訪問先のお土産がつきません |
定員 | 15名 ※先着順となります。 |
参加資格 | どなたでも参加いただけます。 ※18歳以下の方は保護者の方といっしょに参加ください。 ※お酒は20歳未満の方は試飲できません。 |
申込方法 | 以下の「プログラムに申込む」をクリックし、お申し込みフォームへ進んでください。 必要事項の記入、プログラム費のお支払いを済ませてください。 ※プログラム費のお支払いは、クレジットカードのみとなります。 ※スコーレメイトに登録されている方は、マイページにログインしてからお申し込みください。 ※スコーレメイトに登録されていない方は、プログラムお申し込みと併せてスコーレメイトに自動でご登録となります(無料登録)。そのままプログラムお申し込みへとお進みください。 ※こちらのプログラムの募集は締め切りました。 |
募集期間 | 2023年2月3日(金)〜3月16日(木)19:00まで |
注意事項 | ・こちらのプログラムは現地集合、現地解散となります。 ・現地までの交通費や、県内の移動に伴う交通費は各自のご負担となります。 <交通手段の例> 07:21 JR「東京駅」発 JR新幹線「新大阪」行 → 09:08 「名古屋駅」発 JR武豊線区間快速「武豊」行 → 09:19 「金山駅」発 名鉄名古屋本線準急「中部国際空港」行 → 09:57 名古屋鉄道「常滑駅」着 ・宿泊先の手配は各自でお願いいたします。刈谷駅周辺で手配することをお勧めしています。 ・自家用車での移動の場合、駐車場の手配は各自でお願いします。訪問先の駐車場が使用できないケースもございます。自家用車で参加の場合、お酒の試飲はできません。 ・当日は写真撮影、動画撮影を実施します。写真や映像はウェブサイトやSNS等で使用します。予めご了承ください。 ・コロナ禍ですので、フードスコーレの感染症感染防止ガイドラインにご協力いただきます。 ・本イベントの参加者の疾病や紛失、その他の事故に際し、主催者に故意又は重過失がある場合を除き、責任を負いませんのでご了承ください。 ・悪天候等の場合、開催を中止する場合がございます。中止の場合は、開催前日(3月24日(金))の天気予報等で最終判断し、3月24日お昼12時ごろまでにフードスコーレ事務局(hello@foodskole.com)よりメールにてご連絡いたします。 |