食の学び舎 foodskole(フードスコーレ)は、食をとおして「生きるとは何か」を考える場です。
食のことを学べば学ぶほど、命をつなぐためだけではなく、自然環境、経済活動など人の生き方、社会の在り方につながっていることに気づかされます。そうしたことを未来を憂いながら考えることも大切ですが、だからこそもっと食を純粋にたのしみ、食に夢をみる話をすることも同じくらい大切なのだと感じています。
フードスコーレでは、研究者、生産者、料理人、クリエイターなどさまざまな「その道のプロ」を案内人に、自然、身体、文化、社会など食を中心に広がる世界をみんなでたのしく探検していきます。みんなで自由に対話し、答えや価値観を揃えることはしません。ひとりひとりの「問い」を共有し対話を繰り返すことで、新しい気づきを獲得していく。この先、自分たちはどうやって食べていくべきなのか? という大きな問いに向き合っていきます。
食にまつわる対話を繰り返して得られるモヤモヤこそが、生きる上での推進力になると考えています。好奇心に駆られて探検し学び合ったその先には、食をこれまで以上にたのしめる新しい世界があると信じています。
food(食)+ skole(学校)= 食の学び舎
foodskole(フードスコーレ)は、生きる上で大切な食にまつわることを学び合う場です。「食」は命をつなぐことだけではなく、環境や社会、暮らしやビジネスなどいろいろなことに関係しています。フードスコーレでは、「食の創造論」を基本の考え方として、「さて、どうやって食べていこう」をみんなで考えていきます。「skole(スコーレ)」には「余暇」という意味も含まれています。学校とは、人生の余暇について考える場所なのかもしれません。
「食」を共に学び合うことで、人生の自由な時間をより豊かなものに。
フードスコーレは「食の創造論」をベースとした学びを考えています。
食は多くの要素からなり、それらが絡み合いながら全体が部分に、部分が全体に複雑に影響しあって成立しています。その時代に合わせるスタイルで、食をどのように選択して、入手して、保存して、変換して、食べるか。これを考え続けてきたのが人間です。
すなわち、食べることは「文化」そのものといえます。食を文化として学び、食にまつわるモノ・概念を自前の方法論をもって創造する必要があります。こうした食に対するじぶんの考えをまとめることを、わたしたちは「食の創造論」と呼んでいます。
食の学び舎「フードスコーレ」校長/shokuyokuマガジン編集長/株式会社honshoku代表/一般社団法人フードサルベージ代表理事
1979年東京都生まれ。新潟大学理学部卒業。広告代理店での企画営業を経て独立。「サルベージ・パーティ®︎」を中心に企業・行政のfoodloss&waste にまつわる課題解決を手がける一般社団法人フードサルベージを設立。食のクリエイティブチーム株式会社honshokuでは、「食卓に愉快な風を。」をキーワードに、食にまつわるコンテンツ運営、クリエイティブ制作、プロデュース等を行う。2020年に食の学び舎「foodskole(フードスコーレ)」を開校。2021年に食のウェブマガジン 「shokuyokuマガジン」を創刊。
1987年 岐阜県美濃太田で生まれる。三重大学教育学部音楽科卒業後、広告代理店の企画営業を経て、メーカー転職後は新規事業部にて商品開発からコンセプト立案、ブランディング、宣伝PRなど、開発から販売までを一貫して従事。その後、伝統工芸や地場産業のPRに特化した企業にて日本全国の職人や工房を訪ね歩き、それぞれの地域や工芸の歴史や文化、想いに耳を傾ける仕事に関わる。現在は地域ブランディングを中心に、「想いをカタチに」「朗々と暮らす」をモットーに地域のブランディングや日本の伝統工芸や食に関わる事業に携わっている。食のクリエイティブチームhonshoku所属。
ひとしずく株式会社 代表 / 一社)チャートプロジェクト 理事 / 一社)RELEASE; ディレクター。1982 年、神奈川県生れ。PRコンダクター。後方支援ファーム「ひとしずく株式会社」代表。「脱 炭素(カーボンフリー)」の社会デザインに取り組む。
地域で起きている社会課題をその地域に必要な解決方法を模索し提案・実施することに携わる。現在、第1次産業と食に関わる課題に「6次化・物流・新規就農・体験」などで解決できるよう取り組んでいる。株式会社良品計画に所属。
10年以上にわたって、IT / Tech企業、スポーツメーカー、コンシューマグッズ、ヘルスケア、地方自治体、水産エコラベル認証制度の管理・促進団体などのPR、マーケティングに携わる。現在は、フリーランスとしてマーケター、PRパーソンとして働きながら、複業でコーヒー屋さん、焙煎士として活動中。これまでに東ティモールやベトナムなど4か国7農園を訪問。生産者、環境、消費者にとってやさしい珈琲を広めるべく講座やイベント出店、出張コーヒー活動も展開中。
1983年神戸市生まれ。北海道と京都の農学部で学んだのち、調味料メーカーや流通の品質管理機関で官能評価や機器分析によるおいしさの評価を担当。食品を「つくり」「届ける」ことに関わる中で、「届けたあと」のことについても関心が深まり、現在はサルベージ・プロデューサーとして、サルベージ・パーティの企画や開催もしている。「食卓をおいしく、たのしむ」ことを大切に、活動中。サルベージ・プロデューサー、お米アドバイザー、JSSE上級官能評価士、J.S.A. Sake Diploma。
Cift京都/京都下鴨修学館 コミュニティーマネージャー
Sync board Inc.(新潟)代表 プランニングディレクター
tain Inc.(京都) CCO
2017年「拡張家族」をコンセプトに誕生したCift。活動スタート時よりメンバーとして参加し、渋谷CASTでの3年に及ぶ相互扶助の実験的共同生活を経て、新たな公式拠点となるCift京都立ち上げに関わる。2020年8月、京都下鴨エリアにCift京都/京都下鴨修学館が完成。京都プロジェクトからの大きな変化として、メンバー以外の一般入居者を公募したこと。ともすればCiftという枠の中で完結してしまいそうな相互扶助の実験を、「家族と思ってみること」という生活自体に直結し、より社会に開かれたかたちで実現しようとしている。関係者や周辺、現在は100人を超えるCiftメンバーとの調整を含めたプロジェクト全体のコミュニティーマネージメントを担当し、出身地の新潟を含めた多拠点を自由に行き来しながら、修学館の女将的存在として住民たちそれぞれの実験的暮らしに寄り添う。
本業では、2002年より、オーダーメイドスイーツのパティシエとして飲食業でフリーランス起業してから今年でちょうど20年目となる。個人/地域/企業/行政/団体と様々な人々と協働しながら、伴走型のプロジェクトワーカーとして活動。料理人経験を生かし、食や農の企画を中心に、2017年に起業した新潟のシンクボード株式会社、2021年に京都で新たに立ち上げ、共同代表として所属する、tain Inc.(テイン)のメンバーたちとともに、「食や暮らしを中心に、健やかに循環する社会」をテーマとし、プラニングやディレクションなどを担当、全国に活動の幅を広げる。
ケータリングチームDAIDOCO
灯りの食邸KOKAJIYA
三条スパイス研究所
にしかんローカルマニフェスト
京都Cift /京都下鴨修学館
京都一乗寺ブリュワリー など
⼀般社団法⼈畑会理事/畑ディレクター/ アルッテファーム農園主
1987年12⽉6⽇⼋王⼦⽣まれ。2010年に東京農業⼤学地域環境科学部。森林総合科学科卒。卒業後は、農業が主軸となる「町の活性化」に関わる仕事をしようと、まず⾃ら農家になることを決め、2012年に⼋王⼦市で新規就農した。2013年には、同じ志を持つ仲間と農業事業を⾏う株式会社を設⽴し、野菜・ハチミツの⽣産販売、農業体験イベント企画運営などの事業を展開。2018年には、(⼀社)畑会の設⽴に加わり、畑の空間を活⽤したサービスやイベントを提案している。ほか、⾃らの畑で『東京いちじく』というブランドを⽴ち上げ活動を⾏っている。
1983年7月15日生まれ。大学卒業後、大手生花小売業を経て、2010年に農業ベンチャー株式会社マイファームに入社。関東地区を担当する。その後、地元の静岡県浜松市の農業法人にてトマト、レタスの生産、販売、また地域の農産物の流通に携わる。この時、生鮮流通の非効率さに危機感を覚える。2019年より、やさいバス株式会社に参画。地域に複数の集配荷の拠点を設け、共同配送にて地域においしい野菜を届ける「やさいバス」事業を茨城県内で実施中。
クックパッド コーポレートブランディング部 部長。大手電機メーカーを経たのち、トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社にて複数のブランドマネージャーを歴任。コンフォート下着のブームの先駆けとなった「スロギー」など数々のヒットを企画。現在はクックパッドにて料理の価値のリブランディング活動を行う。中~高校の食の授業やフードロスをテーマにした「クリエイティブクッキングバトル」など、社会課題を料理の観点から捉えた企画を生み出している。
1952年岩手県宮古市生まれ。山地酪農家。東京農業大学農学部卒業。東京農業大学在学中に猶原恭爾先生が提唱する山地酪農に出会い、直接教えを受ける。卒業後、岩手県岩泉町で酪農を開始。24時間365日、畜舎に牛を戻さない通年昼夜型放牧、自然交配、自然分娩、母乳哺育など、山地に放牧を行うことで健康な牛を育成し、牛乳・乳製品プラントの設計・構築、商品開発、販売まで行う中洞式山地酪農を確立した。なかほら牧場・牧場長および株式会社リンク・山地酪農研究所所長。2005年より東京農業大学客員教授。著書:「黒い牛乳」「幸せな牛からおいしい牛乳」「中洞正の生きる力」ほか。
筑波大学歴史・人類学研究科単位取得満期退学。博士(文学)。明治大学経営学部専任講師、筑波大学生命環境系准教授を経て、現職。「生きる」をテーマに地理学、歴史学、経済学の視点から、当たり前の日常を問い直すフィールドワークを重ねている。主な著書に絵本シリーズ『うんこでつながる世界とわたし』(農山漁村文化協会)、『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか』(ちくま新書)、『7袋のポテトチップス―食べるを語る、胃袋の戦後史』(晶文社)、『胃袋の近代―食と人びとの日常史』(名古屋大学出版会)、近刊に『食べものがたりのすすめ―「食」から広がるワークショップ入門』(農山漁村文化協会)がある。
1974年、岩手県花巻市出身。2006年から岩手県議会議員を2期務め、2011年に岩手県知事選に出馬するも次点で落選。2013年に、NPO法人東北開墾を立ち上げ、「東北食べる通信」編集長に就任。2014年には、一般社団法人「日本食べる通信リーグ」を創設し、代表理事に就任して同モデルを全国展開。2015年12月に、株式会社ポケットマルシェを設立。翌年、全国の生産者と消費者を直接繋げるCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」のサービスを開始する。
株式会社ファーメンステーション代表取締役。大学卒業後、都市銀行、外資系証券会社などに勤務。発酵技術に興味を持ち、東京農業大学応用生物科学部醸造科学科に入学。2009年3月卒業。同年、株式会社ファーメンステーション設立。研究テーマは地産地消型エタノール製造、未利用資源の有効活用技術の開発。第1回 Japan Beauty Tech Awards 特別賞、EY Winning Women 2019 ファイナリスト、ブリティッシュ・ビジネス・アワード(BBA)2014 Community Contribution 等を受賞。
環境先進国スウェーデンの廃棄物処理設備の日本総代理店にて営業責任者をつとめる。製造、物流、流通などあらゆる業界へ設備の導入及びコンサルティングを行う。レコテック社設立後は食品リサイクル法に対応するためドイツより食品廃棄物向けメタン発酵施設の建設のプロジェクトマネージメントなど先端的な資源循環システムのハード・ソフトの導入実績を持つ。国内外の廃棄物問題に取り組み、JICA委託事業チーフコンサルタントなど官民の事業に関わっている。
Foodist Link株式会社代表。ケータリング9年目、食品ロス削減のヒントを考えるイベント「サルベージ・パーティ」の公認シェフとして活動中。趣味は茶道、均整術師(整体)の資格も持つ。
職人醤油代表。1980年群馬県生まれ。立命館大学卒業後、(株)キーエンスにて精密光学機器の営業に従事し2006年に退職。伝統産業や地域産業の魅力を追求していきたいとの思いから、180度転身して2007年に(株)伝統デザイン工房を設立する。現在は、蔵元仕込みの醤油を100mlの小瓶で販売する「職人醤油」を運営。今までの訪問した醤油蔵は400以上。著書:「醤油本」(玄光社)。「にっぽん醤油蔵めぐり」(東海教育研究所)。
かつお節問屋タイコウ。目利き見習い、営業。食と健康の密接な繋がりと重要性を自身の経験から感じ、動物看護士として約5年現場で働くも、26歳で料理人の道へ。出汁の勉強をする中で出会ったかつお節屋(現社長)に刺激を受け、社長に直々に出汁について学ぶようになる。目利きの後継者がいないという話から立候補し、2018年有限会社タイコウでかつお節の目利き見習いとして入社。現在は、目利きの勉強をしながら料理人の経験を活かし、営業担当として出汁取り講座や日本各地の料理人に合ったかつお節のコーディネートを行っている。
「小伴天」代表取締役社長。「日本料理一灯」店主。大学卒業後、つきぢ田村にて6年間修行。のち小伴天に戻る。地元愛知の漁港、畑、醸造蔵をめぐり、様々な作り手の思いのつまった食材を使った日本料理「一灯」を2015年オープン。店主をしつつ、白醤油講座、愛知大学オープンカレッジ講師など多方面で地元の伝統的な野菜や調味料、和食の魅力を伝える活動や、真空調理をはじめとする新調理技法の講師としても各地で講演や指導をしている。新調理技術協議会幹事/和食文化国民会議幹事。著書「真空調理で日本料理 」「わかりやすい真空調理レシピ」「調味料の事典」(柴田書店出版)
法政大学経営学部教授。東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、英国ランカスター大学大学院・博士課程修了(Ph.D.)。専攻は組織社会学、経営学習論。組織論、社会論、コミュニケーション論、学習論の視点から、多様なステークホールダーが織りなす関係の諸相を読み解き、創造的な活動としての「学習」を再構成していく研究活動に取り組んでいる。現在、アンラーニング、サードプレイス、ワークショップ、エスノグラフィーといった概念を手掛かりとして、「創造的なコラボレーション」の新たな意味と可能性を探るプロジェクトを展開中。
著書:『みんなのアンラーニング論~組織に縛られずに働く、生きる、学ぶ~』(単著)『企業内人材育成入門』(共著)『ダイアローグ 対話する組織』(共著)『越境する対話と学び』(共著)
昭和63年3月 長崎県私立青雲高等学校卒業
平成5年3月 大阪大学人間科学部人間科学科卒業
平成10年3月 大阪大学大学院人間科学研究科課程修了 博士(人間科学)
平成10年4月 日本学術振興会 特別研究員(広島修道大学)
平成13年4月 科学技術振興事業団科学技術特別研究員(産業技術総合研究所)
平成15年4月 神戸松蔭女子学院短期大学生活科学科
平成17年4月 神戸松蔭女子学院大学人間科学部生活学科
平成23年10月 東北大学大学院文学研究科 准教授
平成29年4月 東北大学大学院文学研究科 教授
平成30年3 東北大学電気通信研究所 教授(兼務)
著書:
坂井信之『香りや見た目で脳を勘違いさせる 毎日が楽しくなる応用心理学』(かんき出版, 221頁)
石井克枝・ジャック ピュイゼ・坂井信之・田尻泉『ピュイゼ 子どものための味覚教育 食育入門編』(講談社, 210頁)
論文:
「見た目」と「香り」に騙される味覚 2021.4.1 保健の科学, 63(4), 243-247 坂井信之
心理学からのコメント-「好き」の心理学- 2021.3.22 エモーション・スタディーズ, 6, 48-51 坂井信之 https://doi.org/10.20797/ems.6.Si_48
jdd.12471
味覚の色イメージに関する探索的研究 2020.12.31 日本味と匂学会誌 第53回大会プロシーディング集, S33-S36 坂井信之・大沼卓也・ラエフスキー アレクサンドル
メディア:
NHKスペシャル「食の起源」 第5回美食 出演・解説 2020年3月28日
のり弁の科学 2019.2.17 所さんの目がテン 日本テレビ
など
海の精株式会社 卸売部門 部長。大学卒業後、海の精株式会社入社。小売事業部の通販業務を担当の後、卸売部門へ異動。受発注業務担当を経て現在は主に商品・営業企画および販売営業に関わる業務に従事。伝統海塩の啓蒙普及に携わる。伝統海塩「海の精」の生い立ちや歴史に並々ならぬ敬意をいだき、いちユーザー、いちファンとしての視点を保ちつつ、その価値の伝達において試行錯誤を重ねている。日本人にとって塩は「海の精」が“あたりまえ”になる日常をめざして活動する日々。
1973年生まれ。2013年に株式会社WATを設立。三軒茶屋・蔵前などの「Coffee Wrights」、大崎「Cafe & Hall OURS 」、日本橋兜町「KNAG」など地域のコミュニティに必要なカフェを運営。人が集まることで街が賑わう事を大切にしている。墨田区本所「Marked」では全国の健全な生産者の食料品や、パン、アイスクリーム、デリの製造を行い、街のコミュニティ・マーケットの役割を果たしている。千葉県大多喜町のボタニカル・ブランデー蒸留所mitosayaにも参画するなど幅広い。その他に「ブルーボトルコーヒー」や「ダンデライオン・チョコレート」の日本展開プロデュースも手がける。
日東醸造株式会社 代表取締役社長
1959年生まれ。愛知大学法経学部経済学科卒。1982年大学卒業後、酒類販売の江崎本店(名古屋市)に入社。1984年同社退社後、日東醸造入社。究極の白醤油を作ってみたいという先代会長の思いから、1993年、国産小麦で作った小麦麹を通常の2倍量使用した「三河しろたまり」を発売。発売後も、最適な水や仕込み場所を求め、1999年には仕込み蔵を愛知県の奥三河、足助町に移し「足助仕込蔵」を新設。「しろたまり」を含め三河地方の醸造文化の魅力も伝える「しろたまりワークショップ」を全国各地で行う(開催累計約270回、参加者約3,800名様)
合資会社八丁味噌(屋号:カクキュー)
企画室長 兼 品質管理部長
H10年3月名城大学農学部農芸化学化卒業。H10年3月合資会社八丁味噌入社。平成10年に合資会社八丁味噌 入社。醸造現場を経験した後、品質管理部へ配属。ISO9000シリーズ取得に伴う基準書作成の他、オーガニック認証のルール作成と維持管理に関わるなどの経験をしたのち広報および新商品開発などを行う企画室へ。その後平成29年に品質管理部長を兼務。
株式会社まるや八丁味噌代表取締役社長
愛知県出身。東京農業大学卒業。1973年ドイツ留学。1978年合名会社大田商店(現:株式会社まるや八丁味噌)に入社。ドイツ留学時の経験からオーガニックの可能性を見出し、1980年代から有機栽培の大豆を使った八丁味噌の輸出を主導する。2004年、代表取締役に就任。八丁味噌の伝統を次代へつなぐため、地元ブランドの発展に奔走するとともに、日本の食文化を紹介するために世界を駆け回る。海外では「MR.HATCHO」の愛称で呼ばれ、サムライ装束でMISOを紹介することも。
鈴盛農園代表
1983年8月31日、日本野菜の日制定と同年同日に愛知県碧南市で生まれる。自動車関連企業のゼネラルマネージャーを経て28歳の時に農業で起業、鈴盛農園を立ち上げる。全国農業青年クラブ連絡協議会61・62代目会長を務め首相官邸、国会など政府の重要会議にも参加。「日本の農業をカッコよく!」をテーマに掲げ、農業を軸に様々な可能性に挑戦中!
株式会社角谷文治郎商店代表取締役
三州三河みりん醸造元3代目。三河の伝統製法を継承し、食の安全を守るため国内産の特別栽培米、有機栽培米への取り組みを積極的に進め、環境保全に配慮したみりん造りを行っている。2021年には三重県の複合施設「VISON(ヴィソン)」に第二のみりん蔵を竣工。みりん造りを実際に“見て”、“感じて”、“味わって”もらい、みりんの魅力を五感で感じてもらうための場づくりにも力を入れている。